2020/10/15
東京は10月の半ばだというのに、グッと寒くなってきましたね。
この後どんどん下がって、10月末には最低気温が10度予想。コートが必要になりそうとの事です。
冷え性の方は、そろそろ体の芯から暖まりたい季節ですよね。
こんな時期、ぜんきでは例年半身浴をお勧めしています。
☆半身浴の方法は、
38度から40度のお風呂で、ミゾオチのところまで20分から40分程度温まってくださいというもの。
毎日続けていると、免疫力も増加し、脱冷え性に貢献します!
しかし、今年は何と半身浴の天敵のニュースが流れているのです。
それは、急増しているレジオネラ菌感染。
名古屋のスーパー銭湯で、レジオネラ菌に感染した50代の女性が多臓器不全で入院したとのこと。その他に各地でも重傷者が増加しているらしい。
(統計によると、1999年には年間60人程度だった感染者が、2015年には1800人を超え、その後も急増中。)
レジオネラ菌は、高齢者や新生児、それと免疫力が低下した人に感染しやすいのです。
さて、ここで問題。
Q、免疫力が弱い方に感染しやすいレジオネラ菌が、なぜ免疫力を高める半身浴の天敵なのでしょう。
A、それは、レジオネラ菌が繁殖しやすい水温と、半身浴の効果的な水温が同じなのです!
レジオネラ菌が一番増殖する水温は36〜40度。
半身浴に効果的な温度は、38度〜40度。
困りましたね。。
免疫力が弱い方は、半身浴ができない。。
いやいや。
では、レジオネラ菌の弱点は何か。
それは、清潔なお風呂なのです。
☆そこで、半身浴を効果的に行うためのポイント!
①浴槽のヌメリを洗い流す。
(浴槽のヌメリは、レジオネラ菌の餌になります。)
②お風呂の蓋のヌメリもキレイにすること。
シャワーのホース内も清潔にすること。シャワーのしぶきによって菌を吸い込むと発症するから。
③お風呂のお湯は毎日取り替える
溜め置きはしない(増殖したレジオネラ菌風呂につかることになる)。
追い焚きはダメ(同上)
要は、清潔なお風呂で半身浴をするのが、冷え症と免疫力アップに良いと言うことになりますね。
1日の最後にお風呂に入った方は、しっかりお湯を流し、浴槽をキレイに洗っておきましょう!
今秋、冬は、様々なウィルスや細菌から自分を守らなくてはなりません。
清潔な環境で、上手に免疫力アップを図っていきましょう。
〒110-0016
東京都台東区台東1-34-6 埼畜ビル1F
日比谷線 秋葉原駅・仲御徒町駅より 徒歩各5分
(都営大江戸線上野御徒町 ⇔中御徒町連絡通路)
銀座線 末広町駅より 徒歩5分
開院時間 | 10:00~22:00 |
---|---|
休診日 | なし |
お電話から予約
03-6315-3034