例年と違う今年の腰痛(2014年10月8日)

さあ、今年もぎっくり腰の季節到来ですね!
と、昨年までは、一年で一番重篤なぎっくり腰への警鐘と予防法をお伝えしていたのですが、今年はどうも違うようです。
例年では、8月に入るとまるでダルマ落としが失敗したのかと思うほど、腰が曲がってしまった方が数名はいらっしゃるのですが、今年はいないのです。
それどころか、重症な腰痛患者さんも少ないのです。

それは恐らく、今年の夏のあり方にあったと仮説を立てています。
日本の夏といえば、従来湿気が強く暑い、日照りが続く、という特徴がありました。夏の猛暑と湿気、そして冷たいものの取りすぎは、どうしても胃腸を弱らせる結果を招きます。やがてその夏バテが、夏の終わりから秋にかけて、重篤なぎっくり腰を起こします。

しかしながら、この夏は、違う!夏バテ患者さんはいるが、重篤な方が例年よりいないのです!
今年の夏は、暑かったが、雨が多かった。日照り続きがなかった。これが大きな違いと見ています。

いずれにしても、毎年どんどん「例年」が通用しなくなってきました。この冬以降も「異例」が起こりそうです。
東洋医学のメリットは、「バランス」です。昔から自然と人間の同調のしかたを学問としています。「例年」が通用しなくなってきた今日こそ、東洋医学整体がお役に立てます。

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