2018/06/01
「がんばる人が崩しやすい”自律神経”とは? ~自律神経が整う”内臓整体”の秘密~」前編
ストレス=不調の原因
日々の小さな不調の原因のひとつが”ストレス”にあるということを知っていましたか?
今回は 前後編2回にわたって、不調の原因や仕組みや改善方法を分かりやすく解説します。
ストレスに効く今注目の『自律神経が整う”内臓整体”』の秘密に迫ります。
小さな不調が”当たり前”になっていませんか
・ 目覚まし時計のアラームで無理やり起き、満員電車に乗る
・ 苦手な人間関係
・ 残業
・ 不規則な食事
・ 育児
・ 夜更かし
誰もが経験しているであろう小さなストレス。
日の出と共に目を覚まし、好きな人と好きな仕事をして、お腹がすいたら食事をし、日が沈めば自然に眠くなりぐっすり眠る。
本当はこんな生活をしたいけれど、あまりに現実的ではありません。
(もしかしたら、そんな幸せな人もいるかも)
そんな当たり前のストレスにさらされていると、
「いつも肩がこっている」
「腰が痛くてつらい」
「なんだかずっと頭が重い」
「胃の調子が悪くて、食欲がない」
などの小さな不調が起こり、いつの間にかそれが当たり前になっています。
しかし、頑張り屋な人は不調の中でも「頑張らなければいけない」呪縛の中で心身のバランスを崩していってしまいます。
では、どうしたらよいのか…それは、不調の原因と仕組みを知ることで、改善できるのです。
不調は体のスイッチ故障?
”自立神経”という言葉を聞いたことがありますか
「ストレスによって体が不調になる」
この仕組みは「心身のON・OFFのバランスが崩れる」ということです。
そのON・OFFのバランスをとる役割を、自律神経といいます。
ONスイッチを「交感神経」といい、エネルギーを使う活動的な神経です。
反対にOFFスイッチを「副交感神経」といい、心身を休めリラックスさせる神経です。
これら2つの神経が乱れると、活動したいときに活動できなかったり、休みたいのにリラックスできないなどから”不調”を引き起こします。
このスイッチ故障の事を”自律神経の不調”といいます。
では、自律神経が正常に働くにはどのような生活をすればよいのでしょうか。
それは、日の出と共に目を覚まし、日が沈めば自然に眠くなりぐっすり眠る、自然の摂理に合った生活です。
(え?そんな生活できないってさっき言ったよね?)
そうです。現代ではこんな生活できませんよね。
では、現代人の私たちはどうストレス・不調と向き合えばよいのでしょうか。
その秘密は…『内臓』にあるのです。
自律神経が整う”内臓整体”の秘密
整体なのになぜ内臓?
「整体って肩こりや腰痛を直すんだよね?」と思った方も多いかもしれません。
通常のバキバキっとコリをほぐすその場しのぎの整体ではなく、元気だったころの体に戻すことが目的の施術を内臓整体といいます。
『内臓整体』とは内臓の位置を正しく整え、自律神経のバランスを整える施術です。
もちろん、内臓の位置をもとに戻すと言っても、直接内臓を押したり揉んだりするわけではありません。
では、どうするのかというと…簡単な方法のひとつが『腹式呼吸』です。
お腹(横隔膜)を動かして呼吸することで、内臓が動き出してリラックスできるのです。(副交感神経が優位になる)
このように、内臓に働きかけることによって、自律神経のバランスを調整する施術を『内臓整体』といいます。
さて、そんな内臓整体はどんな効果・施術があるのでしょうか。
気になる続きは、後編で解説します。
「がんばる人が崩しやすい”自律神経”とは? ~自律神経が整う”内臓整体”の秘密~」後編
ストレス=自立神経の乱れ
前編ではストレスによる不調の原因“自立神経”を整える『内臓整体』について解説しました。
後編も内臓整体の詳しい施術方法や事例、内臓整体の講座などを紹介していきます。
整体だけどお悩み相談室?
「整体なんだから、痛いところを押したりもんだりして治してくれればいいよ」
と考えるのが、一般的な整体のイメージだと思います。
しかし、ストレス=自立神経の乱れが身体に及ぼす影響を考えると、整体師の一方的な施術では根本からの改善はできません。
ではどうするのかというと…“お悩み相談室”の登場です。
例えば
「仕事で忙しい日々が続いている」
「プライベートでショックなことがあった」
「肩だけでなく、お腹の調子も悪い」
など、お悩みをどんどん伝えてください。
このように、ストレスの素は人それぞれなのです。
どんなに些細なお悩みでもお話いただくことが、体の変調を知る重要な情報になります。
四診(ししん)とは?
このような、お悩みを伺うことを『四診(ししん)』といい、東洋医学が大切にする四種類の診立て(診断方法)です。
4つの診断方法『四診』
① 望診(ぼうしん)・・・ 体の観察。顔色や全身の様子を診る。
② 聞診(ぶんしん)・・・ 声、話し方を聞く。息遣いやにおいにも着目する。
③ 問診(もんしん)・・・ 病歴や生活状況、痛いと感じる部分など、相手の事情を訊く。
④ 切診(せっしん)・・・ 実際に相手の体に触れる。
これらの診立て(診断)をもとに、どのような施術が有効か判断します。
つまり、オーダーメイド施術というわけです。
このような四診をもとに、本人も気づかない体の状態(徹夜で頑張っているうちに症状が進んでしまう…など)に気づき、最小限のリスクで身体を元の元気な状態に戻すのが内臓整体の役割なのです。
西洋医学と東洋医学の役割
西洋医学と東洋医学。言葉は聞いたことがある方も多いかと思います。 ではこの2つの役割はどう違うのか…それは病気になる前と後なのです。
・西洋医学・・・病気になった後『既病』
病気に既になっており、いわゆる病院で治療する必要のある状態。
風邪や癌などをはじめとする様々な病気の治療をすることが西洋医学の得意分野です。
・東洋医学・・・病気になる前『未病』
病気になる一歩手前の状態で、進行を未然に防ぐのが東洋医学の得意分野です。
『内臓整体』も東洋医学のひとつです。
例えば、風邪の引き始めは葛根湯などの東洋医学は有効ですが、
インフルエンザになってしまったら、西洋医学に則った治療を行わなければなりません。
また、末期がんが治る。なんてこともないのです。
それぞれの人のそれぞれの事情、ストレスに合った治し方を判別し、病気を未然に防ぐ東洋医学の役割のひとつが『内臓整体』なのです。
事例:患者さんの声を紹介 ※抜粋
①ストレスからの「ぎっくり腰」 男性/33歳
毎日長時間のデスクワークのため、腰痛に悩まされていました。
今まで色々な整体やカイロプラティック、マッサージ等を受けてきましたが、一時的には症状が軽くなってもすぐに再発して痛みがぶり返してきました。
偶然、ネットでこちらの整体院に来てから、腰痛がかなり軽くなり、初めて施術を受けた次の日の朝、明らかに腰が軽くて驚きました。
定期的に通って、身体のメンテナンスをこれからもしていきたいと思います。
■ ぜんき整体院からのコメント
ぎっくり腰というと、重いものを持ったから発症してしまうと思われがちですが、寝不足疲労が続いていると、ストレスから季節の変わり目などにぎっくり腰を発症しやすくなるのです。
まずは生活のオン/オフを上手に行っていただくようアドバイスしました。
②「嘘のコリ」を見抜く 女性/34歳
・ストレスからか
・背中のゆがみ
・足の冷え
・逆流性食道炎
・あごのニキビなど…
色々な不調があり、友人に紹介してもらいました。
お腹を押されるのは慣れていないので、最初は痛いですが、弱っている部分が自分でも分かり、先生とお話しながら施術を受けられるのは良いです。
実はくすぐったがりで整体やマッサージは苦手でしたが、それは弱っている箇所をかばう反応で、良くなると平気になると教えていただきました。
通い始めて半年ですが、一番の変化はあごのニキビがなくなったこと。
恒例の夏バテも今年は大丈夫ですし、確実に体調が良くなっている実感があります。
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