陰気と陽気について((ワンポイントレッスン②)

今日は中国医学と経絡内臓整体のワンポイントレッスンの第2回目をお話しして参ります。

第2回目のテーマは、陰気と陽気について です。https://youtu.be/ueG6XGe9Z4I

 

皆様は、陰気と陽気、どちらがいいと思いますか?

イメージとしては、

陰気=性格が暗い

陽気=性格が明るい

と連想する方が多いと思います。

 

この陰と陽。

中国医学では、性格というよりも、“性質“を指します。

陰(気)=暗、静、冷、下、女

陽(気)=明、動、熱、上、男

となります。

 

じゃあ、どっちがいいの?

正解は、どっちもです。

ここがポイントなんですが、

どっちもなくては“始まり“ません。

中国医学は“生きている人、専門“の医学です。

生きていること=陰気と陽気が混ざり合っている刹那のことです。

男性=陽気 と女性=陰気 が繋がり、混ざり、動き始めた瞬間、“生“となります。

 

地球も同じ。人間とは寿命の長さは遥に違えど、

陰気と陽気が繋がり、混ざり、動いているから生きています。

春夏秋冬と季節が流れ、また春が来る。

朝が来て、昼が来て、夕方になり、夜が来て、そしてまた朝が来る。

地球が生きている証拠です。

 

そしてやがて必ず、陰気と陽気が離れる時がやってきます

それが、寿命が尽きるということ。すなわち死。

 

その瞬間、今まで一つとして動いていた陰気と陽気は、

二気に別れ、陰気は下に下がり、陽気は上へと登っていくのです。

 

すなわち、陰である肉体は地に帰り、陽である精神は天に昇るということになります。

その残った肉体は、やがて土に戻っていきます。

当然、その亡骸は、医術の対象ではありません。

 

以上が中国医学的に見た、陰気と陽気であり、人間の実態です。

陰気と陽気は、一個の生命体を動かしている両極の二気ということになります。

 

この陰陽の二元論は、全て相対。

生きているということは、絶対に相対なのです。

ですから、中国医学には、絶対はありません。

死んでしまえば、絶対なので、中国医学の対象外です。

 

以上が中国医学における陰気と陽気の説明、陰陽論の簡単な説明となります。

この陰陽論は、中国医学の、正に根幹の論理であります。

 

今日のワンポイントレッスンはここまでですが、

これが第1回目にお話しした、中国医学はバランスの医学たる所以なのです。

以上、今回は陰気と陽気について、お話ししました。

皆様も是非日頃の生活に、中国医学の知恵を生かしてください。




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