今の内から腎の気を回復させ、良い新年を迎えよう

一段と寒さが増してきましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

うちの息子も先週まではジャンバー着なくていいなどと言っていましたが、さすがに今週はジャンバー+ヒートテックを着用して登校しています。

 

さて、最近中々疲れが取れない、上手く眠れてないのかな?などと感じている方多いのではないでしょうか。

 

体調の変化は、自分が悪くなくても起こるものです。普段とさほど変わった生活をしていなくても、気候が変われば、自分と自然との関係が変わってしまいます。

気候に応じた健康管理が必要となります。

 

さて、二十四節気ってご存知でしょうか。

四季に富み、古くから農耕による生活を営んできた日本では、四季を読み生活営む手段として、生活の一部として使われていました。

 

二十四節気では、ちょうど今の時期は「大雪」(たいせつ」という節気です。

現在の暦では、12月7日から「冬至」までを指します。

文字どおり大雪が降る季節という意味です。

非常に寒さが増す時期です。私たちの体も、早目に滋養を高めておかなければ、この時期は疲れが増すのも必然ですよね。

 

東洋医学では、冬の気は腎気。人体でいうと腎の気と同様です。また髪や耳、そして恐いとか驚くといった感情も同様の気です。

 

冬はこの腎の気を消耗させます。その腎の気の消耗が不調となってしまうのです。

 

腎の気の消耗のサインとしては、髪が抜けたり細くなったり、腰が重くなったり、頭が働かない等があります。

 

そんなときは、腰を動かす体操がお勧めです。

ぜんき還元体操の腰回し部分だけを行っても非常に効果的です。

毎日の入浴の際、半身浴で横隔膜から足までを十分温めることは腎の気を回復させます。

 

大雪の次12月22日からは「冬至」です、

昼が最も短く、夜が最も長くなります。

 

今の内から腎の気を回復させて、良い新年を迎えたいものです、

 

 

以下は余談。

今年はコロナ禍ということで、ほとんど語られていないことの一つが地震への備え。

自然の変化が生じる時期は、用心することに越したことはありません。

東京直下型の大地震はいつ来てもおかしくないとずっといわれて来ました。それは今も変わりありません。

できれば年内に災害への備えを再確認しておきましょう。

 

因みに年明けは「小寒(しょうかん)」の時期(1月5日から19日)に入ります。小寒は「寒の入り」といいます。この時期から立春までが、「寒の内」です。春だけど、一番寒いというギャップの大きい時期です。

人体にもギャップだけれど、同じ気ですから地球自体もギャップが生じるはずです。

ちなみに阪神淡路大震災は、1月17日。

この日を目安に準備をしておきましょう。

 

また、東日本大震災は、3月11日。こちらは「啓蟄(けいちつ)」=春を感じた虫たちが地中から出てくる時期。

春の気が騒ぐ時期です。

以上、用心のためのおせっかいでした。

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